Part1、Part2と続いていよいよ最後の更新です。
2025年12月時点でのバージョンでのご案内となりますのでご注意ください。
「整備」カテゴリーアーカイブ
ILiSの使い方大解剖!Part2
ILiSの使い方大解剖!Part1
皆さん、こんにちは!
VANTECHがリチウムバッテリーであるILiSを発表してから2年以上がたち、ILiSユーザーさんもかなり増えてきたと思います。
とっても便利なILiSなんですが、その反面使い方がちょっと複雑になり、覚えなければいけないことも多くなってしまいます。
今回はそんなILiSのお使い方を徹底的にご紹介していこうと思います!
※2025年12月時点でのご使用方法の為、今後のアップデートで異なる部分が発生する可能性があります。
冬到来?
皆さん、こんにちは!
最近一気に冷え込んできて、冬が近づいているのを感じますね!☃️
本格的な冬到来の前にいろいろと準備はお済みですか?
今回は冬に向けてタイヤ関連のご案内です。
まず大事な空気圧についてです。
夏と冬で気温が大きく異なるため、タイヤの空気圧もそれに伴って変化します。
安全なドライブの為、ご出発前や定期的に空気圧をチェックしていただくことをオススメしておりますが、最近チェックしていないな…ということであれば季節の変わり目にチェックを行うようお願いします。
カムロードベースのお車であれば下記が適正空気圧となっています。※標準タイヤの場合
◯ダブルタイヤ(175/75R15103/101N LT)の場合
フロントタイヤ 600kPa(kg/cm2)
リアタイヤ 400kPa(kg/cm2)
◯シングルタイヤ(195/70R15 106/104L LT)の場合
フロントタイヤ 600kPa(kg/cm2)
リアタイヤ 600kPa(kg/cm2)
また空気圧チェックを行うときは停車してから一晩を置く等、時間をあけて行うようにお願いします。
これは走行してしまうと摩擦熱で空気圧も変化してしまい、正しくチェックができなくなってしまうからです。
一晩置いてから出発前にチェックするのが最適ですが、やむを得ずガソリンスタンド等で確認を行う場合は可能な限り現在地から近い場所でチェックを行うようにしてください。

標準タイヤの空気圧既定値は、運転席ドアをあけて上記写真のあたりに記載シールが貼ってあります。
続いて、スタッドレスタイヤのご案内です。
そろそろ履き替えというお客様も多いと思いますが、履き替え前にチェックが必要です。
まずタイヤの溝ですね!
スタッドレスタイヤにはプラットホームと呼ばれる摩耗度を確認するサインがあります。
これは摩耗度が新品の50%を下回る際に露出するもので、こうなるとスタッドレスタイヤとしては性能を発揮しきれず寿命となります。
交換前や交換後も定期的に確認するようにお願いします。
プラットホームがどこにあるのかというと…
まずタイヤの側面を確認してみてください。

赤丸で囲った↑の様なマークが見つかるかと思います(形状はお使いのスタッドレスタイヤによって異なります。)
↑の先を辿ってタイヤの側面を見ていくと…

↑の先の延長線上に赤丸の位置にあるような線の入った突起があります。
これがプラットホームです!
回りのゴムが摩耗して溝が減っていくと、この突起が現れるという仕組みですね!
写真は新品のタイヤの為、少し分かり難いですがこれがはっきりと見えるようになってきたら注意が必要ですね。
プラットホームが露出してしまったら、スタッドレスタイヤとしてはご使用になれませんので交換を検討してください。
普通のタイヤとしてご使用は頂けますが、スタッドレスタイヤはその構造上、ノーマルタイヤに比べて雨天時に少し滑りやすくなってしまうという特性があります。
その為、夏はノーマルタイヤ、冬にスタッドレスタイヤと使い分けて頂くことをオススメ致します。
※冬であっても大雨の際等は滑りやすくなってしまいますので十分ご注意しながら運転を行ってください。
最初の写真で青丸に囲った位置に△マークがありますが、これはスリップサインの位置を示すマークとなっています。
スリップサインはノーマルタイヤにもついており、これはタイヤの使用限界を示すサインとなっています。
プラットホームと同じ様に△の先の延長線上にそれぞれの溝の中に出っ張りのような部分があり、溝の消耗と共に現れるようになっています。
タイヤのスリップサインが現れた場合は早急にタイヤ交換を行ってください。
タイヤの溝ももちろん大事なのですが、もう1つ大事な確認すべき点があります!
それはタイヤが作られてからどのくらい経っているのか!ということです。
タイヤはゴムでできていますので、年数が立つにつれて硬化等の劣化が進んでいきます。
キャンピングカーはタイヤに掛かる負担も大きくなるため、”3年”を目安に交換されることをご案内しています。
ではどこで製造年月日を確認すればいいのでしょうか。
タイヤの側面を見てください!

いろんな文字や数字が書いてあるので少し分かり難いですが、タイヤ側面のどこかに4桁の数字がかいてあると思います。
これが製造年とその年の何週目に作られたかを示しており、4桁の内前半2桁が製造週、後半2桁が製造年の下2桁となっています。
つまり上の写真だと2024年の39週目(9月末〜10月初)に作られたタイヤということになります!
なので交換時期としては2027年の同時期が目安になるわけですね!
プラットホームはスタッドレスタイヤのみですが、スリップサインや使用年数による交換時期等はノーマルタイヤも共通となってます。
普段、何気なく乗ってしまいがちではありますが、重たいキャンピングカーにとってタイヤはとっても大事な部分ですので定期的にチェックをしてあげてください!
VANTECH神奈川ではスタッドレスタイヤのご注文や履き替えのご依頼を承ることが可能です!
詳しくはスタッフまでお問い合わせください!
シーズンに近づくにつれてタイヤの用意や履き替えに時間がかかってしまう可能性がありますので、ご依頼頂く場合は是非お早めに!
※皆様へお願い※
神奈川店ではお客様のお問い合わせが増えているため、商談・車両確認等においては完全予約制にさせていただいております。
ご不便をおかけいたしますが、御用の際は必ず事前にお電話等でご予約いただきますようお願い申し上げます。
万が一ご予約なくご来店された場合はお待ちいただくこととなりますのでご了承ください。
※重要事項※
神奈川店にて修理のご希望のお客様は事前にご予約をお願いしております。
ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたいます。
FFヒーターの使い方〜マルチコントローラー編〜
皆さん、こんにちは!
今日は前回に引き続き、FFヒーターの使い方〜マルチコントローラー編〜です。
前回の記事はこちら
さて、オプションで変更が可能なマルチコントローラーですがどんなものかというと…

ダイヤルスイッチのかわりにこのようなスイッチに変わります!
では、変更すると何が出来るようになるのでしょうか、使い方と合わせて見ていきましょう!
まずは一番シンプルな使い方、FFヒーターをONにする方法です。
コントローラー右上の電源マークのボタンをポチッと押すと…

電源マークのランプが白から緑に変わりました。
FFヒーター作動中は緑点灯をするんですね〜
さらに、電源ボタンの下のダイヤルをくるくる回すと、設定温度を1℃刻みで設定することが出来ちゃいます!
ここまでなら5℃刻み目安ですが標準スイッチでもほぼ同じ事が出来ますが、違うのはここから!
時計のようなものが出てきました!
これは10分〜1時間or無制限でFFヒーターの作動時間を決められるんです。
つまり30分だけ動かしたいというときでもまたスイッチを触らずにタイマーで消してくれるように出来るんですね〜
もちろんFFヒーター作動中に電源ボタンをもう1度押すと手動でOFFにすることも出来ます。
続いてマルチコントローラーでしか出来ないことをどんどんご紹介!
画面消灯中にダイヤルの真ん中や、電源ボタンでFFヒーター動作を止めたりすると初期画面が起動します。

この画面からダイヤルを右(時計回り)に回すと、風車マークのベンチレーターに選択が合います。
これは空気を暖めずただ、風だけを送る送風モードのON/OFFなんです。

空気を温めるわけではないので、温度設定などは無く代わりに送風機のパワー調整が1〜4段階で出来ます。
パワーを決めたらまた真ん中を押して…

今度はFFヒーター作動時と一緒の時間設定ですね。
同様に10分〜1時間or無制限で設定可能となってます。
作動時間を決めて、ボタンを押すと…

ちょっと分かりづらいかもしれませんが、電源マークの色が白から青に変わりました!
FFヒーター作動中は緑点灯、送風作動中は青点灯です!
さてお次は予約タイマーの設定方法のご案内。
初期画面から左(時計逆回り)にダイヤルを回して…

タイマー追加セットと出てきますので、もう1度真ん中の決定ボタンを押してみると

曜日選択が出来るようになります。
ここで設定出来るのは次の◯曜日にという設定なので毎週◯曜日に動くという設定では無いことに注意が必要です。
曜日を決定したら、スタート時刻と終了時刻を設定です。
その後はFFヒーターなのかベンチレーションで動かすのかどうかの設定
設定温度orパワーの設定をして真ん中決定ボタンを押すと…
タイマーの設定が出来ました!
上の写真だと次の月曜日8:00〜8:30 FFヒーターで21℃の設定ですね!
これで予約はばっちり…と思いきや実はそうではないんです。
このまま次の月曜日8時を迎えてもまだ動きません!
写真の段階はいわば仮予約段階なんです。
写真の状態でさらにもう1回、真ん中決定ボタンを押してみてください。

そうすると上の写真のような開始という画面に切り替わります。
この状態でさらに真ん中決定ボタン!
さっきと同じ画面に見えますが…違いがわかりますか?
月1の背景が黒から白に変わってますね!
これで予約完了!
次の月曜日の朝8時から8時半まで21℃設定のFFヒーターが作動します。
ダイヤルを左右に回すと、別の時間のタイマー追加や予約全消去をすることが出来ます。
また設定したタイマーに画面をあわせて決定ボタンを押すと仮予約へ戻したり内容の編集をしたり、個別に消去することが出来ます。
設定項目からは曜日や時間の設定、摂氏華氏の切り替え、画面消灯時間の変更等細かい設定が可能です。
設定項目の中でも覚えておいて頂きたいのが…
こちらの高地モードのON/OFF切り替えです。
標高が高くなると酸素が少なくなってくるため、普通に使ってしまうとススが多くなってしまいます。
標高1500m以上の場所で使用する場合は、高地モードをONにしていただくことで燃料の混合を調整してくれるようになります。
高地モードの切り替えはマルチコントーラー装着車のみ使用できる機能となります。
ここで変更出来るのは、FFヒーター動作時の設定温度と動作時間のスタート値です。
例えば35℃と時間無制限に設定しておくと、電源マークを押してFFヒーターを動かしたときに35℃無制限の設定で動き始めてくれるわけですね。
もちろん変更したい場合はダイヤルで調整も可能。
ボタンをワンプッシュで希望の動作を行えるように事前に設定しておくことが出来ます。
さて、最後にイリス搭載車の場合の注意点をご案内。
FFヒーターはDC電源で動いている為、タイマーをセットしてもDC電源がOFFになっていると予約時間になっても動いてくれません。
ただし、タイマーは記憶し続けるように、ごく微弱な電気を車のメインバッテリーから取っているため、DC電源をオフにしていてもマルチコントローラーは触ると画面が点灯します。
その状態で電源ボタンを押すとFFヒーターを動かそうとする電力が足らずに動作しません。
それを何度か繰り返してしまうとエラーが出てしまうので注意が必要です!
マルチコントーラーの使い方のご案内は以上となります。
覚えることはちょっと多くなってしまいますが、その分便利な機能も増えてますね〜!
通常のコントローラーからマルチコントローラーに付け替えることも可能ですので、ご希望があればご相談ください!
FFヒーターの使い方
皆さん、こんにちは!
ここ最近一気に冷え込んできてVANTECH車 標準装備のFFヒーターが活躍です!
VANTECH神奈川もどんどん納車が進んでキャンピングカーオーナー様も増えてきております。
これからの時期に欠かせない、FFヒーターの使い方のご紹介をしていきます。
「既に使い方はばっちり!」なんて方は読み飛ばしてしまって下さい。
そもそもFFヒーターってなんでしょう。
FFとは強制給排気の英語の略語なんですね〜
車外から空気を取り込んで燃料と合わせて混合ガスにして燃やし、車内の空気を温めて室内に送り出す。
簡単に説明するとこんな感じのようです!
車内の空気を直接燃やしているわけではないので、空気を汚さずに酸欠や一酸化炭素中毒の心配がない安全な暖房器具なわけですね!ただし!車の周りを覆うような大雪の場合、車の下に排出された空気が他のところから車内に侵入してきてしまう可能性に注意という豪雪地帯ならではの注意事項もあります。
さて、肝心のFFヒーターがどこにあるのかというと…
ZiLシリーズやCORDEシリーズの3列目、サードシートのマットを外して頂くと生活用水のタンクがありますが、その隣にFFヒーターの本体があります!
そしてこれが動かすためのスイッチです。
使い方はシンプルに右に回すとON、左に目一杯戻すとOFF
作動中はダイヤルの真ん中△ランプが緑色に点灯し、OFFにすると消灯します。
メモリ1つ毎に5℃目安となり5〜35℃を目安に作動させることが出来ます!
大体の温度に達するとガスの燃焼を辞め、送風だけとなり、温度が下がってくるとまた点火し温まった空気を送るようになります。
その為、低めの設定だと点火消化を頻繁に繰り返してしまうためバッテリーの消費が激しくなってしまうので注意が必要です!
時々、「FFヒーターって走行中も使って大丈夫なの?」とお尋ね頂くことがありますが、大丈夫なんです!
ただし、燃料を給油する10分前には、FFヒーターのスイッチをOFFにしておいてください。
燃料の残量が1/3以下になると作動しなくなる点にも注意が必要です!
軽油を燃料として動くFFヒーターですが、1リットルでどのくらい動くのかというと…
MAXで作動させていると1リットルで3時間くらいの消費
一晩作動させるとだいたい1〜2リットルくらいの消費ですね!
本体からダクトを通って暖かい空気を送っているわけですが、どこに繋がっているかは車によって違います!
写真はZiLのものですが、足元やマルチルーム内にこんな感じのものがあります。
これがFFヒーターの温風の吹き出し口です!
熱い空気が出てくるので注意が必要ですね!
こんな風に取り外すことが可能なんです!
車内にいくつかある吹き出し口を取り替えることで、望む場所にだけ温風を送ることも可能になってます!
全ての吹き出し口を塞げないように1つだけは角度調整が出来ず、塞げない作りになってるんですね
なので、吹き出し口の前に荷物を置いたりして温風を妨げないように注意が必要です!
もう1つ似たような取り外しの出来ない箇所がありますが、これは吹き出し口では無く吸気口なんです!
ここから空気を取り込んで暖めて送っているんですね。
この吸気口も前に荷物等をおいて塞がないように気をつけてくださいね〜
大人気のZiL520だと吸気口はこんな感じで下の方に穴が開いてます。
さて、FFヒーターを使う上でもう1つ、大事な注意点があります。
スイッチの近くにも注意シールが貼ってありますが、FFヒーターを使わない時期でも1ヶ月に1回動かしてくださいというものです。

これはホースに残ってしまった燃料劣化を防ぐためや、溜まっているススを燃やすためです。
リチウムバッテリーのイリス搭載のお車の場合、もう1つ大事な注意点があります。
FFヒーターを使ったあと、動作をOFFにしても熱くなったヒーター本体を冷ますためにクーリング動作を行っています。
その最中にDC電源を切ってしまうとクーリング動作も止まってしまい、故障の原因になる可能性があるのでFFヒーターを使ったあとはしばらくDC電源を切らないでください。
イリスの場合、タッチパネルでFFヒーターの消費Wが確認出来るので0Wと表示されていれば、DC電源をOFFにしても大丈夫です。
イリス搭載車はDC電源をONにしないとFFヒーターが使えませんが、
従来の鉛バッテリー車はメインスイッチとは関係無く動作します。
反面、バッテリープロテクターを経由していないため電源の切り忘れに注意が必要です!
ちょっと気をつけなければいけないこともありますが、ぜひFFヒーターを活用して寒い冬を快適に過ごしてください!⛄
オプション設定のマルチコントローラーについてはまた次回のブログで解説致しますのでお楽しみに!



















